どうも、おのっちです!
初めてブログにいらした方は、「あなた誰?」って思う人もいると思うので、こちらをご覧ください
どうも、おのっちです。
今やインターネットはビジネスを行う上で必須のツールです。
加えて、Webサイトやランディングページが売上に必要な要素の一つでもあります。
これは言わずもがなあなたはご存知のはずです。
しかし、多くの人が使うツールなので、商品を用意したとしても、売り方が間違っていると売れるものも売れません。
僕もWebサイトを作ったら売上上がるだろうと思っていた時期がありました。
結果売上全然取れなくて、お客さんの悲しい表情を見て「全然実力足りない」と思い悔しかった記憶があります。
そこで、今回のご紹介する本は以下の本です。
- どうしたら売れるデザインが作れるのかわからない人
- 自分が成長するために何をすればいいかわからない人
- 独立したいのにまだ実力がなくて悔しいと思っている人
売上を上げるためには、誰にかってほしいか(ペルソナの設定)が重要
この本の中で一番役に立った項目が「ペルソナの設定」です。
ペルソナってそもそもなんでしょうか?
《「ペルソーナ」とも。仮面・役柄の意》
1 人。人格。
引用元:コトバンク
2 キリスト教で、三位一体論に用いられる概念。本質において唯一の神が父と子と聖霊という三つの存在様式をもつことを意味する。位格。位。格身。→三位一体
3 劇・小説などの登場人物。また、文学作品の語り手。
4 心理学で、外界へ適応するために必要な、社会的・表面的人格。
5 美術で、人体・人体像。
6 商品開発の際に設定する架空の人格。名前・年齢・性別・趣味・住所などから始め、細部に至る人物像を作りだし、その人格に感情移入することで、ユーザビリティーに優れた製品・商品の開発に結びつける。
引用元から見ると6番に相当します。
つまり架空の人物を具体的に設定するということです。
WEB制作やブログの作成において、ペルソナ設定をおろそかにすると、誰にも見てくれないただ存在するだけのコンテンツになるので、非常に勿体無い。
また、ペルソナを設定したとしても、お飾りのペルソナになってしまって、誰に心にも響かない情報をインターネット上に発信してしまう。
全くもって役に立たなくなってしまう。
だからペルソナの設定は必要になるわけです。
ペルソナは設定するだけで終わりではない。
今回の本の根本的なテーマは顧客心理逆算型デザインで売上を上げるために必要な項目について話しています。
ペルソナで設定した架空の人物について深掘りしたり、心理的な悩みを想像することで、より一層顧客心理を把握することができるのです。
本に記載のデザインを行う前にお客様を徹底的に想像することがインターネット上で成果を上げるのに必要になるのです。
具体的なステップとしては以下の通り
- 基本ペルソナの設定
- 設定したペルソナの心理を知る
- ペルソナの心理を深掘りする
- ペルソナの不安を知る
特に4のペルソナの不安を知ることが重要です。
なぜなら、誰に対してなんの課題や悩みを解決するのかを明確にすることで、提供するサービスや商品がお客様に「購入したら、悩みや課題が解消される!」と思ってもらえます。
結果として、サービスや商品の購入につながっていくというわけです。
ペルソナ設定しているのにインターネット上でサービスやものが売れない理由は、お客様の心理に具体的に寄り添っていないから、刺さらないWEBデザインになっている可能性が高い。
だから上記のステップでペルソナの心理を明確にする必要がある。
ペルソナ設定ができるようになるためには?
上記でご紹介した4つのステップを行えば、よりお客様の心理に沿ったWEBデザインができるようになってくるはずです。
「そうはいってもどうやって鍛えればいいかばいいかわからない!」
ですよね。そこで、ペルソナ設定ができるようになるための鍛え方もこちらの本には載っています。
それはリアル店舗を利用して、疑似的にペルソナ設定を行うことです。
お店の擬似コンサルティングをする、ってことです。
例えば、道端で歩いているときに、とある焼肉屋さんがあるとします。
ここで以下の通りペルソナ設定を明確にします。
- 名前
- 年齢
- 性別
- 職業
- 役職
- 住まい
- 家族構成
- 情報取集のツール
- 他人からの影響度合い
- よく見る雑誌、TV番組、WEBサイト
- 年収
- 可処分所得
「名前は田辺洋平、年齢は30歳で性別は男性、職業はメーカーの営業職、約束はなし、住まいは目黒区、家族構成は妻と子供2人で合計4人ぐらし、情報はyahooで調べる、他人からの影響度合いは、お薦めされたら素直に行ってみる、やってみる性格、東洋経済系の雑誌をよく読み、年収は400万円、可処分所得は月30万円」
と設定したとします。
ここまで設定するのは面倒臭いですよね、僕もそう思います。
やってみるとわかるのですが、設定するとだんだん具体的に人物像が想像できるようになってきます。
このペルソナに対して「どのようなメッセージを送ればいいのか、訴求したいのか?」
を考えること。そこが重要なポイントになってきます。
次に設定したペルソナの心理を知るですが、ここではサービスを購入した理由を考えていきます。
- なぜあなたの商品、サービスを買おうと思ったか?
- 他の商品ではダメなのか?
ここでの焼肉店の差別化は例えばですが、宮崎県産の牛肉しか扱っていない、かつ宮崎の文化を表現しているお店だから、宮崎出身の人が集まりやすい、という差別化と設定します。
次にペルソナの心理を深掘りするです。
- 宮崎県出身で、なかなか地元に帰れないから、少し恋しくなっている
- 宮崎を感じられるお店があるとついついいきたくなってしまう
- 宮崎をもっと知ってもらいたいから、面白いお店を探している
そしてペルソナの不安を知るです。
- 本当にこの焼肉屋のコンセプトって宮崎に特化してるのか?
- 写真とかがあれば雰囲気がわかるけど、いきなりいくのは不安だな
- 価格設定はどんな感じなのかな?ぼったくられないかな?
みたいな感じでペルソナについて深掘りしていけば、自ずとどんなデザインにしていけばいいのかがわかってくると思います。
上記の設定はかなり適当ですが、設定する訓練になっているので、僕にとってはいい練習になってます。
と、いうふうにリアルな店舗のコンサルを行うような形でペルソナについて考えていくと次第にお客様の心理に則ったデザインができるようになるはずです。
たくさん訓練していきましょう。
60%の企業がWEBデザインを作っても売り上げが上がらない?
本の中には60%の企業がWEBデザインをしても売り上げが上がらないと記載されていますが、明確なデータは記されていません。
そこで、ちょっと話はずれますが、WEBサイトをリニューアルしても売上を上げられないというデータがあったので、共有します。
Webサイトのリニューアル、実は7割でCV改善効果ナシ!データから見える不都合な真実とサイト改善のために本当に行うべきことを発表
出典:PRタイムス
経営者や責任者の気分はユーザーに無視されるWebサイト刷新の75%が失敗に終わる残念な訳〜経営者や責任者の気分はユーザーに無視される〜
出典:東洋経済オンライン
上記の記事の中でポイントとなるのが、「ユーザーがCVに至るまでの過程の「構造的変更」」がCV(コンバージョン:Webサイトへの訪問者に対して、どのくらいの成果があったのかを表した数値)が影響しているということです。
構造的変更=お客さまの心理に沿ったウェブデザインなっているか
が言える記事だと思います。
さらに成果を上げるためのプラスアルファの提案とは?
ただ、お客様心理に則ったウェブデザインにすれば売り上げが上がるというわけにはいかないです。加えて、お客様に見てもらえるように誘導することも重要です。
誘導するために何を学べばいいかを3つご紹介します。
- LPやWebデザインを片っ端から見てみる
- ブログを使ってどうやったら見てもらえるのかを研究する
- セールスライティングを学ぶ
①LPやWebデザインを片っ端から見てみる
GoogleやYahooは広告が出せる仕組みになっています。
Googleの例だとこちらです
ここではプロの方がLP(ランディングページ)を作っています。
そこから色々パクってくることで、成果が出るデザインの一端を知ることができますね。
②ブログを使ってどうやったら見てもらえるのかを研究する
ブログはマーケティングを学ぶために非常に良質なツールです。
YahooやGoogleで検索するとタイトルが表示されますよね。
ついクリックしてしまうことってありますよね?
それって、気になるタイトルをブログ運営者が付けているからついクリックしてしまうのです。
つまり言葉をうまく使うことで、お客様を誘導することができるわけです。
直接的にデザインは関係ないかもしれませんが、デザインでも言葉は使うので、学ぶ価値はあるはずです。
③セールスライティングを学ぶ
②とも関連するのですが、セールスライティングとデザインは親和性があります。
セールスライティングは言葉をうまく使って商品を買ってもらうようにするスキルですが、デザインでも同じではないですか?
セールスライティングをベースにデザインを起こすことによって、よりお客様の心理に沿ったデザインを作れるようになるはずです。
まとめ
WEB関連で独立したいのであれば、確実にWEBのマーケティングについてのスキルは必須になります。
ペルソナ設定もWEBマーケティングのスキルの一つですが、これがない状態でウェブサイトやLPを作ってもお客さまの心理に沿ってないので、刺さらないです。
もし、この記事をきっかけにWEBマーケティングについて興味を持ってもらえると嬉しいです。